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マンホールトイレ整備事業の予算化

私の提言により、令和5年度予算で「マンホールトイレ整備事業」が予算化されました。

令和4年第2回定例会の私の一般質問にて、救援センターには少なくとも3基以上のマンホールトイレが配備されているものの、設置場所が敷地内に設定されていない救援センターが巣鴨小学校など15か所もあることを指摘(うち、西巣鴨中、豊成小は設置場所自体未定)し、早急な対応を求めました(令和4年12月現在では13か所)。

令和4年第2回定例会 一般質問のやり取り

Q:救援センターには少なくとも3基以上のマンホールトイレが配備されているが、設置場所が敷地内に設定されていない救援センターが巣鴨小学校など15か所もある(公道などに設置)。このうち、西巣鴨中学校と豊成小学校はさらに課題があり、マンホールトイレの設置場所が未定。これらの救援センターには敷地内の設置場所を早急に確保すべき、見解は。特に西巣鴨中、豊成小は早急に対応すべき。

A:敷地内のマンホールトイレ設置には、かなり大規模な工事が必要で、大規模改修や改築時に合わせて実施。その必要性は認識しており、課題を整理している。西巣鴨中、豊成小などには出来る限り速やかに敷地内のマンホールトイレが設置できるよう努力する。

写真 巣鴨小学校のマンホールトイレの設置予定場所は、大塚三業通りの交差点内に2か所、東福寺前に1か所の計3か所です(写真は正門前のマンホール)。設置場所が設定されているものの、現実の運用に耐えうる想定とは思えません。西巣鴨中と豊成小は、設置場所すら決まっていませんでした。
学校施設の改築が済んでいる学校は、敷地内にマンホールトイレが設置できるようになっています。しかしながら未改築校については、子供たちの学びのための設備の更新が遅れていることにとどまらず、防災面でも大きな課題が残っている状況でした。

そのため、同年第3回定例会の決算特別委員会でも取り上げ対応を要望、会派の令和5年度予算要望でも重点要望項目として区へ強く要望しました。

その結果、豊島区の令和5年度予算で「マンホールトイレ整備事業」が予算化され、2年間で8か所の救援センターに整備することが決まりました。5年度は巣鴨小学校や西巣鴨中学校など5か所の整備、6年度に豊成小学校など3か所の整備を行う予定です。
残りの5か所は大規模改修時に整備予定で、7年度の富士見台小を最後に全て整備が完了します。

提案が実現した事業により、マンホールトイレを全ての救援センターの敷地内に設置できるようになります。このことは大きな前進ですが、水利の課題を抱えている救援センターがいくつか残っていることなどハード面で改善すべきことがまだ残っています。
今後も救援センターの運営において、ハード面、ソフト面の対応を強化できるよう提言していく所存です。

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