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東京都知事選挙(2016年7月)

写真

7/14告示、7/31投開票日で行われた東京都知事選挙において、政党からの支援がなかった小池百合子さんが初当選しました!初の女性都知事が地元から誕生したことになります。

選挙結果(得票数上位3名)

東京都全体

NO. 氏名 得票数 得票率
小池百合子 2,912,628票 44.5%
増田寛也 1,793,453票 27.4%
鳥越俊太郎 1,346,103票 20.6%

豊島区(小池さんの豊島区での得票率は全選挙区で最も高かったです)

NO. 氏名 得票数 得票率
小池百合子 71,194票 53.0%
増田寛也 28,116票 20.9%
鳥越俊太郎 24,819票 18.5%

自民党支持層からの得票が5割を超えたということで、自民党支持層からも変革を望む声無き声があるものと受け止めています。

投票率は、59.73%。
前回(26年2月9日)の46.14%と比較すると大幅に投票率は伸びました。
前々回(24年12月16日)の62.6%には及ばないものの、昭和54年以降実施の都知事選挙(12回実施)では2番目に高い投票率となったことからも、今回の選挙の注目度の高さを窺い知ることができます。

都知事選に至るまでの経緯

舛添要一都知事の辞職に伴う都知事選が行われることとなりました。
小池百合子さんが都知事選への出馬意欲を公に表明したのは、6月29日の記者会見でした。
自民党豊島区議団(14名所属)も数日前に出馬意欲については伺っておりましたが、会見のタイミングは知らされておりませんでした(少なくとも私には)。
非国会議員での候補者選定を行っていた自民党東京都連は、小池さんの動きに反発を強めましたが具体的な候補者の絞り込みはこの時点ではできていませんでした。
6月29日に至る以前から「小池外し」で動いていたのではないかという見方、組織の論理に小池さんが従わなかったという見方、候補者選定の経緯については双方の言い分があるところであります。

小池さんは当初自民党東京都連へ推薦願を出していましたが、都連が推薦願の可否の判断を参議院選挙(7月10日投開票)後に先送りしたことを受けて、選挙の準備が間に合わなくなることを理由に7月6日に記者会見を行って正式に立候補する考えを示しました(推薦願は7月10日に取り下げ)。
7月11日には自民党東京都連が推薦候補として擁立する決めた増田寛也氏が出馬表明。
7月12日には鳥越俊太郎氏が野党4党(民進党、共産党、生活、社民)の推薦を受けて立候補することを表明。
告示日前日の13日夜には宇都宮健児氏が出馬取りやめを表明して、有力と言われる候補の構図が固まりました。

7月11日、自民党東京都連から「都知事選挙における党紀の保持について」という文書がFAXにて届きました。
石原伸晃都連会長、内田茂都連幹事長、野沢太三党紀委員長の連名でした。
増田寛也氏の推薦決定について書かれた上で記書き(原文ママ)には、

  1. 党員は、党の決定した公認・推薦候補者を応援し、党公認・推薦候補者以外の者を応援してはならないこと。
  2. 党員は、反対党の候補者を応援し、または党公認・推薦候補者を不利に陥れる行為をしてはならない。
  3. 各級議員(親族等含む)が、非推薦の候補を応援した場合は、党則並びに都連規約、賞罰規定に基づき、除名等の処分の対象となります。

自民党豊島区議団(14名)の中では、小池さんが自民党推薦候補となれば一丸となって応援するという方針は一致していましたが、推薦が得られなかった場合の対応については見解が分かれていました。
結果的に自民党所属の地方議員で小池さんを公然と応援する決断をしたのは、豊島区議5名(里中郁男議員、本橋弘隆議員、河原弘明議員、星京子議員、私)と練馬区議2名(村松一希議員、尾島絋平議員)の7名でした。

私が小池百合子さんを応援した理由

所属政党からの処分の可能性がありましたが、その上で私が今回の選挙で小池百合子さんを応援した理由は大きく3つあります。

1.これまでの人間関係、個人的にお世話になってきたこと

写真 区議会議員へ立候補する前は、仕事の傍ら自民党豊島総支部の青年部員としてボランティアでの運転手など小池さんのお手伝いをしていました。初出馬の時にも小池さんの応援を受けて当選していますし、その後の地元活動や選挙などでも連携して活動をしてきました。
お世話になった方へ報いる、というある意味自然な動機が1つです。

2.能力や人格などが都知事にふさわしい候補であること

次に東京都知事を担える能力があるか、人格が備わっているかどうか、ということです。
1だけで決めてしまっては単に個人の思いだけですので正しい判断にはなりませんが、次の観点からも小池さんは申し分ない人物です。
着想などの観点ではクールビズを日本で定着させた柔軟な発想力や実現力、着眼大局着手小局をしっかりと理解されており、個人の能力ではアラビア語を含む語学力と海外への独自の人脈、高い答弁力、頭の回転の速さなども持ち合わせておられます。
人格面のよさを見るのに分かりやすいのが、スタッフから慕われていることです。
私が選挙戦中に感動したことの一つに、小池事務所の元秘書が今回の選挙戦で全国からわざわざ駆けつけてくれたことがあります。遠くは鹿児島や関西から自腹で小池さんのお手伝いに来ていました。元秘書団がボランティアでわざわざ集まったというのは、スタッフに慕われていることを示す何よりの証拠ではないでしょうか。

3.地元の後押しがあったこと

写真 そして何より地元の後押しがあったからこそ、後顧の憂いなく外回りにまい進できました。
私自身の党籍が無くなるかもしれないという中で後援会幹部へ相談したところ、全員一致で小池さんを応援しようという後押しをもらいました。また、選挙前に通常の地域回りをした時にも、地元から都知事を出したいという地域からのエールを本当にたくさん頂戴いたしました。

写真 もし地元がぐらついていたら、小池さんの応援に注力できなかったかもしれません。
大塚駅北口での街頭演説会(写真)では、私が司会を務めましたが、地域の支援者や商店会長・町会長など各種団体の皆様など沢山の方々にお集まり頂き、感動で胸が一杯になりました。

選挙戦について

写真 7月14日の告示日から30日の最終演説会までの17日間、私は遊説担当として殆どの予定を返上して選挙を戦いました。
始めは小さなうねりだったものが、ご支持ご支援の輪が日に日に大きくなっていくのを感じることができた選挙戦でした。
小池さんは自らのイメージカラーである緑のワンポイントを身につけることを初日から支援者の方々へ呼びかけていましたが、日を追うごとに緑を身につけて演説会場へお越し下さる方が増えていきました(中には緑の野菜を持ってくる方も!)。

東京の広さを実感した選挙戦でもありました。
奥多摩町で演説を行った時にも、熱烈な大歓迎をしていただきました。
奥多摩町ではワサビが名産品、これも緑です。

若狭勝衆議院議員、この方の勇気ある行動がなければ勝負は難しかったです。
高野之夫豊島区長、都内の首長で唯一公然と小池さんを応援し、区内の支援者をまとめてくださいました。
笹川堯元国務大臣、自民党の総務会長や党紀委員長など要職を歴任してこられた超大物が応援に駆けつけてくださったのも、とても心強かったです。
アルピニストの野口健さん、環境大臣時代のエピソードを中心に小池さんの人柄と実行力を分かりやすく語ってくださいました。

選挙戦の集大成は、最終演説会場の池袋駅西口。
何と5000名もの方々が集結してくださり、西口は緑で埋め尽くされました。

写真 7月31日の投開票日、20時丁度に小池百合子さんの当選確実が速報で流れました。
女性初の東京都知事が誕生した瞬間です。
この時の安堵感は忘れることができません。
政党の支援がない中で、291万票もの得票を重ねることができたのは、都民の皆さまそれぞれの思いを結集することができたからに他なりません。
微力ながらその一翼を担うことができたことは、今後の私にとっても得難い経験になったと思っております。

就任して3か月、小池さんが八面六臂の活躍を見せて下さっているのは、応援したものとしては大変うれしく思います。
東京五輪や豊洲市場など難題が山積していますが、小池さんには信念を貫いて頑張って頂きたいです。