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高齢者の生きがい作り「らくらく健康大学」

写真 高齢者クラブ体力測定 トレーナーとの協働 元気な高齢者を増やすことは、超高齢社会(高齢化率21%以上)となった日本にとって大変重要なことです。
平均寿命から健康寿命(日常的に介護を必要としないで、自立した生活ができる生存期間)を引くと、平成22年で男性は9.13年、女性は12.68年でした。
この「健康ではない期間」をできるだけ短くすることが、介護予防(※1)事業の目的です。
健康寿命が延びれば、医療費や介護給付費などが抑えられますし、何より高齢者ご本人にとっては健康で過ごせる期間が長い方がより豊かな人生が送れることでしょう。
私は、豊島区高齢者クラブ連合会の体力測定に専門家を入れてより有効な事業にすること、区民ひろばで専門家による運動教室を行うこと、そしてこれらの施策を有効に組み合わせることで、介護予防事業の推進を図ると共に、新たなコミュニティを創生して高齢者の生きがい作りに繋げる所存です。

※1 介護予防とは
要介護状態の発生をできる限り防ぐ(遅らせる)こと、そして要介護状態にあってもその悪化をできる限り防ぐこと、さらには軽減を目指すこと

健康寿命を延ばす取り組み(1)区高連体力測定の改善

豊島区高齢者クラブ連合会(以下、区高連)では、年に2回の体力測定を定期的に行ってきましたが、数値を測定するだけに止まっていて、分析をしたり今後の改善に繋げたりという取り組みには至っていませんでした。
そこで、体力測定のスタッフにスポーツ科学の専門家であるトレーナーを加え、体の相談をしながら体力測定を行ったらどうか?という提案を区高連にしました。
何度も打ち合わせを重ねた結果、平成25年11月に実現して好評を博しました。
平成26年5月にも実施、平成26年度は11月と場合によってはもう一度開催するという予定になっています。

健康寿命を延ばす取り組み(2)区民ひろば南大塚での運動教室

写真 高齢者クラブ体力測定打ち合わせ 体力測定は年に2回程度、自分自身の運動能力を図り、健康課題を見つけるもの。
介護予防に繋げるためには、健康課題に対しての普段の運動が大切になります。
そのための提案が、「らくらく健康大学」の取組みです。

らくらく健康大学は、区民ひろば南大塚の自主事業です。
区の区民ひろば課に協力を得て、平成25年6月から「らくらく運動教室」としてスタートし、同9月から衣替えをして自主事業となりました。
トレーナーによる運動機能などの解説と運動指導を定期的(毎月第2・4金曜日14:00~15:00)に行っています。
らくらく健康大学の目的は、介護予防に繋がる運動指導と参加者同士のコミュニティの創生です。参加者同士のコミュニティができてくれば、参加する動機が高まり、新たな生きがいにも繋がります。
平成26年5月11日には、場所を変えてのウォーキング教室を行い、参加者同士の横の繋がりが深まりつつあります。
現在のらくらく健康大学の拠点は区民ひろば南大塚だけですが、ゆくゆくは別の区民ひろばにも拡大をしたいと考えております。

今後の方向性

区高連の体力測定で自分自身の健康課題を見つけ、普段の運動指導はらくらく健康大学で受け、定期的な参加により新たなコミュニティが出来ていく。
このような好循環を作り出し、高齢者が楽しく健康で過ごせる社会を構築していきます。