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自民党東京都連からの「除名処分」について(28年12月11日現在の状況)

12/6(火)夕方の下村博文自民党東京都連会長による会見で、小池百合子さんを都知事選挙で応援した私を含む7名の区議に対し、自民党東京都連は除名処分とすることを決めたことを明らかにしました。
当然覚悟していたことなので、特段動揺などはありません。

今回の件、我々は当初から一貫して小池さん、若狭さんとの処分のアンバランスさについて申し上げてきました。
9/16の離党勧告について10/30までに離党届を提出しなかった理由は、そのアンバランスさを受け入れることになるからです。

11/28には、河原弘明区議(豊島区)、村松一季区議(練馬区)が7名の代表として、下村博文自民党東京都連会長、高島直樹都連幹事長と会談。
その場で自民党に残りたいかの意向確認、上申書を概ね一週間で提出することなどを求められ、代表の2名は上申書の提出について持ち帰り検討と回答。
12/5夕方に河原弘明区議から下村博文都連会長へ上申書を提出しない旨を連絡。
上申書を提出することによって7名の処分内容にバラつきが出る可能性が示唆されましたが、7名の処分内容に差が生まれることは到底納得できないためです。

豊島区議会ではこれまで「自民党豊島区議団」という会派で、自民党所属議員14名にて活動をしてきました。
しかしながら今回の処分でこのうち5名(里中郁男、本橋弘隆、河原弘明、星京子、細川正博)が除名となりました。
今後の区議会での会派をどうしていくのか、今後意見をまとめます。
この件、決まりましたらご報告をさせて頂きます。

12/11は小池百合子政経塾「希望の塾」の3回目でした。
小池百合子東京都知事が講師として登壇した後、マスコミ各社による囲み取材に応じました。
その中で、来夏の都議会議員選挙において、塾の参加者の中から候補者を擁立する考えを明らかにしました。
地域政党の立ち上げも含めた検討をしていくようです。
12/10NHKニュース「小池知事 来夏の都議選に政治塾から候補者擁立へ」

私を含む自民党を除名された7名の区議が今後どうしていくのか、ということをよく聞かれます。
当面は無所属での活動を行うことになります。
少なくとも12/11現在では地域政党の立ち上げが決まっている訳ではありませんし、その詳細を私自身は存じておりません。
小池百合子東京都知事を地元から支えるという立場は自民党籍があろうがなかろうが変わりませんので、当然ながら今後も小池都知事と歩調を合わせて活動をしていくことになります。

【参考】
<停止条件付除名処分の時系列の主な経過>
9/16下村都連会長記者会見 小池知事応援の7名の区議へ離党勧告
9/21 期限付き離党勧告処分(10/30までに離党しない場合は除名する、と言い切りで明記)の文書受取
10/30 下村都連会長記者会見 離党勧告処分の延期を決定(7名の意見を聴取してからにするという理由)
11/28 河原幹事長(豊島区)、村松区議(練馬区)が7名の代表として、下村都連会長、高島都連幹事長と会談。
その場で自民党に残りたいかの意向確認、上申書を概ね一週間で提出することなどを求められる。2名は持ち帰り検討と回答。
12/5 河原幹事長より下村会長へ電話にて上申書を提出しない旨を伝える。
12/6 下村会長が会見により、7名は除名とすると発表

<11/28会談時及び会談後の7名の主張>
・小池さん、若狭さんとの処分のアンバランスさについて以前から主張しており、その点は変わらない。
・上申書により7名の処分に差が生まれることも示唆された。7名の処分に差が出ることは納得できない。
・会談時、上申書提出は約束したことではなく、持ち帰り検討とした。
・堀宏道都議を応援すると明言、と報じられたが、堀宏道都議が公認されたことに対しての見解を求められたにすぎない。

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